―19.不良グループを抜け出すには

19.不良グループを抜け出すには
川崎の中一男子殺人事件に関連して、この章を起てます。
親の立場、あるいは子供本人であった場合も基本戦略は同じです。ただし、スタート地点が違うので、順に述べていきます。
◆基本戦略
①必ず大人と対処する
川崎の少年は責任感が強く、親や友人に迷惑を掛けたくないと思ったのでしょう。しかし、それが仇となりました。保護者に窮状を訴え、一緒に対処すべきです。また、お子さんが悩んでいると思ったら、きちんと聴き出すべきです。
②敵を分断する
人でも動物でも集団になると過激化します。殺人も集団心理によって行われた例は日本赤軍など枚挙に暇がありません。
③是は是。非は非
正義を錦の御旗に掲げる必要があります。正義は目的ではなく、手段です。
正義を掲げる以上、是非をきちんと明確にし、過ちを認めるべき時は認めましょう。
我が身を綺麗にした上で敵を非難せねばなりません。
④敵を赦す
憎き敵でも主敵以外は赦しましょう。
また、目的を達成したら、さっさと引き上げましょう。深追いは禁物です。
⑤乾坤一擲
反乱を起こすということは、よほどの覚悟が要ります。従って決起したら一気呵成にやらなければなりません。敵に備えさせる余裕を与えてはなりません。
準備は入念に、でも勝負は一気にするのです。ズルズルと時間をかけてはなりません。

上記基本戦略に沿って行動することを心がけます。
以下、あなたが大人であると仮定して話を進めます。子供でも基本戦略は変わりません。大人に基本戦略を守ってもらい、下記の手順通りに行動してもらうだけです。
【1】最初の行動
①大人(親、保護者、頼りになる人)が必ず計画から参加しましょう。
もしあなたがお子さんで、両親が何もしてくれないと感じたら、頼りになる大人を探しましょう。しかしいずれにしろ未成年の行動には制約があるので、親権者の同意が必要になってきます。
【2】記録を細大漏らさず書く。
記録こそ最も重要な証拠です。敵に突き付ける武器にするのではなく、第三者を巻き込む時の証拠に使います。
その際、注意すべきは自分に不都合な事実(例えば万引きとか)もきちんと書くことです。自分だけ良い子になろうとしたら、証拠能力がなくなるし、敵を怒らせて意固地にさせます。
【3】公的機関を使う
敵は触法少年である場合が多いです。保護者に注意してもおそらく無駄でしょう。
今、日本で一番権力を持っているのは警察です。相手がヤクザであろうが対抗できません。
各県警には少年犯罪の専門部署があります。まずは窮状を相談し、目的を明確に告げます。不良グループから抜けたいということをメインに打ち出し、不良少年たちを罰したいわけではないことを告げた上で、いざという場合の支援を要請します。必ず名刺をもらい、使ってもいいか確認を取っておいて下さい。
【4】敵を分断する
不良グループがあって、A~Eまでいたとします。序列の最下位から攻めましょう。
下っぱの少年Eを呼び出し、大人としてEをやんわり威します。お子さんがグループを抜けることを承諾させるのです。
その際、会話は録音して下さい。警察官の名刺をちらつかせ、目的はあくまでグループの脱退であって、Eの処罰ではないことも伝えましょう。
その上で脱退を承諾し、二度とお子さんに近付かないことを誓わせましょう。仮にクラスメートだったら、教室外では接触しないという内容にしましょう。承諾書にサインさせ、念のために拇印を捺させます。
もし仮に誓約を破ったら、それ相応の報復が待っていることを覚悟させましょう。
会話の中で、Aの悪事を誘導尋問で引き出しておくと最高です。ただし、あなたが口下手だったら、小細工は避けるべきです。
下っぱのEを手懐けるなど簡単なはずです。
絶対に集団を相手にしてはならず、Eが単独になるよう呼び出しましょう。さらにはEには口止めをしておかなければなりません。Eの口から漏れたらどういう報復が待っているかも知らしめましょう。
また、Eもグループから抜けたいと言い出したら、このホームページを紹介し、警察官を紹介しましょう。間違っても、Eも救い出してやろうなんて考えないことです。あなたの目的は正義ではなく、お子さんのグループ脱退です。
Eに脱退のやり方を教えてやれば、あなたは大人として最低限のことをしたと言えます。
これを下から順にBまで続けますが、その途中で何らかの反応があるでしょう。
その度に、誓約書を取ったメンバーには釘を刺して動きを封じておきましょう。
序列が上がると手強くなってくるはずです。手強い場合は敵の糧道を断ちましょう。
敵の両親、職場、両親の職場などです。本気で荒らしてはいけません。「荒らされたくはないだろう?」と脅しをかけるのです。
無職で生活保護の場合は民生委員と話し合いましょう。不法行為責任を問うて、差し押さえが出来ればいいですか、さすがに無理だとは思います。それでも生活に支障を来すと思えば抵抗を諦めるでしょう。最初からあなたの望みはお子さんの脱退だけなのですから。
【5】途中で反逆がばれたら
途中で反逆の計画がばれる可能性があります。その際は既に説得済みのメンバーの証言をバラし、メンバー同士の争いに発展させましょう。互いに疑心暗鬼にさせます。下っ端の人間の裏切りよりも幹部の裏切りのほうが許せないはずです。その間に時間を稼ぎ、リーダー以外の
全てのメンバーを説得して周りましょう。徐々に騒ぎは収まっていくはずです。
【6】リーダーと対決する
リーダーと他のメンバーの引き剥がしに成功したら、リーダーと対決します。
この時だけは出来れば警察官の同行を依頼しましょう。もしグズるなら、週刊誌記者とでも同行して警察官を説得しましょう。国家権力は世論に弱いと以前解説しました。上司を呼び出し、上司が駄目なら序列を上げて同行を要求しましょう。
孤立無援のリーダーと、警察官を伴ったあなたとでは勝負になりません。
他のメンバーを引き剥がす過程であなたはリーダーの悪事を分かっているはずです。
脅すネタをちらつかせ、首を縦に振らせましょう。この場合もリーダーが譲歩すべきは、お子さんの脱退だけです。リーダーにとってとても低いハードルです。
さて、ここからが肝心ですが、正義は手段であって目的ではありません。
リーダーがいかに悪い奴であろうと、お子さんの脱退以上を望んではいけません。
接触禁止は当たり前ですが、リーダーを警察官に処罰してもらおうなどと余計な正義感は起こさないように注意して下さい。
窮寇に迫ることなかれ。追い詰めたネズミを攻撃したら思わぬ怪我をするでしょう。
【7】脱退後のケア
見事脱退に成功したら2つのことをしなければなりません。
①不良グループの報復防止
報復でちょっかいをかけて来ようとしたら、その時は容赦せず反撃して下さい。あなたは録音データを始め様々な証拠を持っているのです。
警察に頼むなり、民事裁判を起こすなり、ネットでさらすなり好きにして下さい。なるべく合法的な手段をオススメします。
②お子さんの贖罪とケア
不良グループに所属していた時に何か悪さをしているかもしれません。
その罪は償わせて下さい。未来ある若者だからこそ、きちんと大人が罰を与え、正しい道を進ませるべきです。
主犯でなければ罪は軽いですし、そもそも処罰されるかも分かりません。
もし、他のメンバーを告発する結果になるのなら、微罪なら被害者に謝りに行くだけでもいいでしょう。しかし、重罪ならうやむやにしてはいけません。
未発覚の犯罪なら、出頭すれば自主扱いになります。
刑事ドラマのセリフで指名手配犯に「自主しろ」とよくありますが、間違いです。犯人が分からない状態でなければ意味はありません。
自主はきちんと刑事訴訟法に明記されて減刑の対象となります。裁判官がどう判断しようと、「減刑しなさい」と書いてあるのです。
本章の主題ではないのでここまでとします。

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