1.いじめの原因を考える。

いじめられる原因は性格が悪いから? いいえ、違います。

では子供だからでしょうか? それも違います。人間だから、いいえ、動物の世界にもいじめはあります。

原因を考える前にいじめの定義を考えましょう。ライオンがシマウマを襲うのはいじめではなく捕食です。ではキリンのオス同士がメスを巡って喧嘩しますが、それはどうでしょう? それは繁殖に関わる行動です。でもいじめとはいえません。

私はこう考えます。同じ集団に属する同種の個体を攻撃する行為のうち、捕食や繁殖あるいは群れの秩序維持に原因のないものではないか、と。つまり一見すると必然性のない行為です。

私はハトやカラス、鯉といった動物でも、弱った個体を攻撃する場面を幾度も目撃しました。人間の周辺で生活する動物ですから、餌を取り合う必要はありません。

実はそれもある種、理に適った行動なのではないか、と思います。仲間であると同時に競合者でもある特定の個体を弱らせることで、我が身を護っているのではないかと。餌を取り合うときはライバルが弱いほうが都合がいいし、さらに敵が襲撃してきた時には、弱った個体を敵に差し出して、その間に逃げる時間を稼げます。私は動物学者ではないので、確証はありません。で、なぜそのような行動を取るかという真の理由はどうでもいいのです。

ただ一つ断言できるのは、人間であろうと、ハトであろうと、鯉であろうと、いじめられる個体には共通点があります。反撃しない個体です。反撃されなければ、安心して反復継続して攻撃できます。つまりいじめられる原因は反撃しないからなのです。誰だって、痛い思いをしてまで他者を攻撃しようとはしませんよね?

いじめは本能に根差した行動であり、いじめるような奴は動物に近いと言えます。子供の社会に多い理由もそこにあると考えます。当ホームページでは反撃の仕方を考えて行きたいと思います。

2.基本的な戦略(戦う前に勝つ)

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