20.怠け者の動かし方

―20.怠け者の動かし方

怠け者は世の中のあらゆるところにおります。仕事でもプライベートでも、人間の世界だけではなく、アリの世界にもおります。
残念ながら、学力や知能と相関関係がありません。
それで、あなたがお子さんのいじめで相談しなければならない相手が怠け者であった場合の対処の仕方です。
例えば学校の先生であったり、教育委員会とか、役所で怠け者の壁に阻まれた場合です。あるいは相手の親が怠け者というケースもあり得ます。
方法は2つしかありません。

A.怠け者を目の前から排除するか、
B.怠けられなくするか、です。

Aの排除には高いハードルが存在します。あなたに権力がなければ直接の排除は無理です。また、相手の親であった場合は、排除できません。先生であった場合も関係者ですから排除してしまうと、事実関係が分からなくなったり、マイナス要因が出てきます。
役所や校長、教頭などを排除する場合は、より上位者を動かし、権力を駆使して排除するしかありません。かなりの力量と度胸が必要です。権力を動かすためには世論が必要です。権力の源泉は世論にあるからです。

次に、Bの相手の尻に火を点ける方法です。
怠惰の神に呪われた人物が相手ですから、極めて厄介です。
まずは怠惰の方向性を探りましょう。何だかんだ理由を付けてはやらないのですが、方法が分からなくて調べるのが面倒くさいのか、方法が分かっていて、面倒くさい事実を知っているからやりたくないのか。
分からなくて面倒くさがっている場合は、あなたが替わりに調べ、指示してやるしかありません。ここでもプライドだけはやたらに高いタイプもいますから言い方には注意しましょう。
次に方法が分かってて怠けている場合です。極めて厄介この上ありません。
できればあなたが替わりにやれればいいのですが、権限がなければできないから怠け者に頭を下げるのです。
だからどうしてもそいつに働いてもらわねばなりません。泣き落としが通じればいいのですが、そこは怠け者。通じません。
尻に火を点けるにはどうするか。まずそいつの弱点を調べ、徹底的にそこを突くしかありません。
まずは糧道を断つ、あるいは脅かすのが基本です。商売をしていたら悪評が立つのは堪りません。
だからといってインターネットで悪評をばらまくなんてやってはいけません。名誉棄損で訴えられます。
マスコミを利用しましょう。権力は世論に弱いと述べました。惨状を放置する怠け者という図式を定着させるのです。後追いの情報はインターネットが勝手にやってくれます。
マスコミには真摯に対応し、悪対正義の虚構を勝手に作ってもらうのです。そこにあなたは荷担してはなりません。ひたすら世間に情で訴えるだけにします。
要求はシンプルに、かつ控え目に。
本当に悲劇のヒロインになってはいけません。あくまで正義も虚構であると自覚しておきましょう。絶対の正義は傲慢を生み、傲慢は破綻を呼びます。
怠け者を糾弾する先頭に立ってもいけません。ただ、深く傷付いた被害者が、何とか事態の好転のための行動を怠け者に懇願する、という図式を世間に印象付けましょう。
あくまでも冷静に、計算し尽くした行動を心掛けるべきです。

21.いじめを止めたいけど勇気がない意気地なしのための兵法

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