3.具体的な行動指針

前項の基本戦略に従って論じていきましょう。非常に単純です。
①戦略目標を定める
何が達成されれば勝利なのか?を定めましょう。いじめが止まればいいというなら、かなりハードルが低くなります。謝罪はまあいいとして、賠償や刑事告発になってくるとかなり綿密に計画を立ててシミュレーションする必要があります。深刻なダメージを受けていないなら、再発防止策の約束と謝罪文くらいで戈を納めることをオススメします。あなたのお子さんに手を出すと痛い目を見るという教訓を周囲に与えるだけで、充分に抑止力になります。敵を許すことも必要です。相手が反省していれば、ですが。
②証拠を集める
記録があればそれを、なければ記録を始めましょう。期間は長ければ長いほど反復継続的にいじめを受けている証拠になり、相手の悪辣さが証明されます。ただ、辛いいじめを我慢するにも限界があるでしょうから、1~2週間あればいいでしょう。たった1日、2日では、ただの喧嘩と言い逃れされてしまいます。他の証拠も押さえておきましょう。物的証拠(現場写真、破壊された物、録音・録画データ他)が望ましいですね。
③証言を集める
次に第三者の証言を集めましょう。これは大人(親御さん、親戚、近所のお兄さん何でも可)同伴が望ましいです。後で「そんなとこ言ってない」とすっとぼけるのを防ぐためです。無理強いは禁物です。敵を増やす真似は避けて下さい。また、いじめ行為そのものの証言である必要はありません。○月○日に誰それが××にいた、という証言で、その事実があなたの記録に記載されてあればいいのです。記録の信憑性が高まります。少なくともアリバイ証明を崩せます。証言内容を録音または文書化してサインをもらって下さい。
④敵を切り崩す
いよいよ決戦の前の序盤戦です。一番やっつけたい相手ではなく、金魚の糞を狙い打ちします。気が弱くて、ただいじめっ子に同調しているだけの奴の家に乗り込みます。必ず大人同伴で、相手側にも大人に同席してもらいましょう。まずは事実を淡々と告げ、証拠が山ほどあることをいいましょう。敵に内通する可能性があるので、証拠の提示は極力しないでください。事実を伝えた後で、その子だけは許すから証言をして欲しいと頼むのです。憎き一味かもしれませんが、小物は許しましょう。ここは穏やかに話しつつも、切り札があり、あなたのお子さんを犯罪者にしたいのですか?とやんわり脅しましょう。脅し方は後の章で後述します。共犯の自白ほど力強い証拠はありません。ただし、証言してくれるのですから、後々では絶対に庇ってください。信頼を損なうとしっぺ返しを食らいますよ。やはり証言内容を録音または文書化してサインをもらって下さい。
⑤主敵を討つ
様々な証拠と証言が揃ったら、いじめっ子を討ちます。当然、双方大人同伴が原則です。絶対に大人が子供を責める図式は避けて下さい。第三者も必要です。第三者を誰にするかは状況次第です。深刻ないじめでないのに、弁護士や警察を同席させるのはやり過ぎです。場合によっては(極めて悪質な相手は)本人に直接言うのではなく、刑事告発しても構いません。最近は警察の対応が良くなったので、動いてくれます。公的機関でいじめ相談に乗ってくれるところもありますし、弁護士に相談するのもいいでしょう。

学校も日和り、あなたの味方になりました。相手は四面楚歌です。二度とさせないと文書で誓わせ、損害については賠償させましょう。いじめっ子の親なんて碌でもない人物が多いのも事実で、もし応じないなら躊躇せず法廷闘争です。民事、刑事に拘らず、とことん闘いましょう。報復されたら?そんなことをしてくれるなら願ってもないこと。相手の罪状が重くなるだけです。性格は悪いけど知恵は回るタイプもいます。もしかすると社会的地位を利用して別方面の圧力をかけるかもしれません。でも子供の命に替わりはありません。全てを捨てる覚悟でいくしかありません。もし権力者だったら、やっぱり弱みはあります。ゲリラ戦を展開しましょう。細かい話は別の章にて述べます。

4.敵を知り、己を知る

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