22.悪口への対処

この章では悪口への対処を書きます。
現代社会では暴力を封じられている以上、口喧嘩こそが唯一の闘争手段になります。
裁判であろうと、営業交渉であろうと、会話による闘争に勝利せねばなりません。それはヤクザでも同じです。
まずは基本スタンスから述べます。

⓵言論の自由は誰にもある
あなたを嫌う権利は誰にもあり、あなたを嫌いという権利もある。
⓶冷静になる
どれほど頭に来ても、常に冷静にならなければなりません。勝負で冷静さを失って勝てるわけがありません。
⓷状況を常にコントロールする

負けてもいけませんし、敵を追い詰め過ぎてもいけません。勝利条件を設定し、戦略目標を設定したら、さっさと退く。
無駄に追い詰めると思わぬしっぺ返しを食らいます。ほどほどの勝ちを目指しましょう。

さて、それでは実践編です。上記スタンスに則り、闘いを進めましょう。
➀まずは相手の話を良く聴く
聴くに堪えない罵詈雑言であったとしても、相手の話を聴きましょう。
➁相手の話に嘘や矛盾を探して、そこをジクジクほじくる
敵はイヤになって冷静さを失うはずです。
➂聴衆を味方につける
周りに人がいたら、相手の矛盾を巧みにアピールし、如何に間違っているか、非を鳴らしましょう。
多勢に無勢で敵は退かざるを得なくなります。

【例1】お前のかーちゃん出ベソと言われた
今どきそんな子供いるか、という話は置いておきましょう。あなたは女の子で、男の子に言われたとします。
男の子「お前のかーちゃん出ベソ!」
あなた「あァ? お前、アタシのかーちゃんの裸見たんか? 変態、ストーカー、痴漢!」
男の子「な、何言ってんだよ……」
あなた「皆さーん、ここに覗き魔の変態ストーカーがいますよォ!」
男の子「見てねぇし! オレ、お前のかーちゃんなんか知らねぇし!」
あなた「見てもいないかーちゃんの悪口を言ったんか? この嘘つき! 皆さーん、ここに嘘つきがいますよォ!」
男の子「な、なんだよ……嘘つきじゃねぇし……」
あなた「嘘じゃないなら証明しろよ! 出来なきゃお前は嘘つきで確定。人を根拠のない嘘で誹謗中傷したら侮辱罪または名誉毀損罪に当たるぞ」と脅しましょう。

【例2】「ブス」と言われた
男の子「このブス!」
あなた「じゃかましいわ、このブサイク! お前、鏡見てぬかしとるんか!」
男の子「ブース、ブース!」
あなた「じゃあ、誰だったらブスじゃないのよ?」
男の子「広瀬すずとか……」
あなた「じゃあ、アリサちゃん(クラス1可愛い子)は?」
男の子は顔を赤らめ、
男の子「知らねーよ! みんなブス!」
ここで男の子はクラスの女子全員を敵に回します。あるいはここで、
あなた「赤くなった! お前、アリサちゃんのこと好きなんだろう! ヒュー、熱いね!」
これでクラスはお祭り騒ぎ。あなたVS男の子という対立構造が雲散霧消し、追い込まれるのは男の子になります。
敵の攻撃を逸らし、ダメージを受けないように別の人物や物に向けさせます。

ここまでくればあなたはかなりメンドクサイ人間です。
あなたに絡むと自分が損すると思わせれば勝ちです。
ただし、やり過ぎてはいけません。言葉は誰が使っても武器にもなり、凶器にもなります。ですから、やられた以上にやり返してはいけません。
適度に勝ち、適度に退く、が理想です。
「みんなに好かれたい」なんて幻想も禁物です。みんなに好かれたいなら、心理学を学びましょう。
あくまでも不快な相手を黙らせるための戦術を書きました。
陰口はまた別のやり方がありますので、別の章で述べます。

23.陰口への対処

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