チンギスハンへの落書きで謝罪

小学館のコロコロコミック3月号に掲載された『やりすぎ!!!イタズラくん』という子供向け漫画が炎上しました。
登場人物が試験に出された問題(チンギスハンの肖像と空欄があり、名前を書く)で『チ( )・( )ン』の括弧の中に、次のように書きました。『チ(ン)・(チ)ン』と。
さらにチンギスハンの肖像画の額にまさにそのものの落書きが……。
これに激しく反応したのが元横綱の朝青龍です。「モンゴルの英雄を馬鹿にするのか!」と激しく反応し、呼応したモンゴル人が騒ぎ出し、ついにはモンゴル大使館が外務省に抗議をするまでに。
騒ぎがここまで大きくなって小学館も作者も謝罪しました。
正直な話、謝罪したことが残念でなりません。
私はチンギスハンを尊敬しております。学習する機会もなく、戦乱の中で卓越した戦略と政略を駆使し、世界の半分を手に入れました。
近世以前で唯一にして絶無の膨大な版図を築きました。隔絶したアメリカ大陸を除けば全ての文明圏と戦った国も絶無でしょう。東は日本から、西はポーランド、エジプト、南はベトナムまで。
ただし、殺戮した人数も空前絶後、当時最盛期だったサマルカンドを屠ったのもチンギスハンです。
ヨーロッパでは今でも虐殺者です。日本だって元寇(孫の時代ですが)で壱岐、対馬は住民が虐殺され、捕虜になった住民の手に穴を空けて綱を通し、船べりに吊るされました。
歴史上の人物を一面的に捉えるのは間違っているし、評価が分かれるのは当然の話。
たしかに上品な扱い方ではありませんし、大して面白くもないですが、表現の自由は守り通さねばなりません。
モンゴル人が怒ろうと、表現の自由は最大限守るべきものです。
まあ、そんな覚悟もなく、単に中二病以下の子供の駄洒落を描いただけだったんでしょうけど。もし真っ向からのチンギスハンへの批判だったら、ドルジも怒らなかった気はします。
だから軽率の誹りは免れないとしても、それでも、表現者として表現の自由そのものは貫き通して欲しかった。

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