バイ菌いじめ

イラン人のタレントのサヘルの記事を見ました。
《「ばい菌」と呼ばれ…サヘル・ローズさん「心の傷」との向き合い方》
8歳の時に日本に渡り、日本の小学校に通いましたが、壮絶ないじめ体験に遭いました。
「バイ菌」とか、「臭い」とか、女の子に罵声を浴びせて。
民族差別なのかとも思いましたが、貧しさゆえの環境に基づく差別なので、さらに救いがありません。
具体的には風呂に入れず臭い、とか、服がポロボロとか。
その度に何度か優しい声を掛けてくれた給食のおばちゃんなど、所々で救いの手があり、繋ぎ止められるのですが、本当に気の毒で仕方ありません。
民族差別ならば、大人が強く対応すれば、表面はなんとかなります。
しかし、臭いとなると、簡単ではありません。
全く本人には責任がないだけに、行政が救いの手を差しのべる他は手がないのですが、日本に全く所縁のない外国人を安易に救うのも厳しい。
本当の難民ですら救えていないのに、経済的な貧窮で日本に来ております。
でも、具体的に顔が見えて、悲惨な話を聴いてしまうと、本人には責任がないのに、救わなくても良いのか、と疑問も湧いてきます。
きっと世界中にはその数百万倍の救われない子供たちがいます。
全員は救えません。
その国の為政者が責任を持って救わねばならないのですが、現実問題、無理です。
安易に情に流されて済む問題ではありませんが、とにかく、今のサヘルが幸せになっているのなら、そこだけが救いです。
当時の同級生も謝っているみたいですし、とりあえずはめでたし、でしょう。
彼女も書いておりますが、「私はまだ幸せだったほうだ。世界にはもっと悲惨な人々がいる」という言葉に、日本人として何を思えば良いのか。
考えさせられます。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ いじめ・登校拒否へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA