ノーベル平和賞

今年のノーベル平和賞にコンゴ人医師のデニ・ムクウェゲさんと、イラク人のナディア・ムラドさんが受賞しました。
二人とも性暴力を受けてきた人たちを勇気づけ、ムクウェゲさんは癒し、ムラドさんは戦ってきました。
変なヤツら(主に政治家)が受賞するよりも、個人として奮闘した人に与えるのが相応しいと思います。
ムラドさんはクルド人のヤジディ教徒です。
IS(イスラム国)にとっては特に目の敵にされてきました。
何しろヤジディ教は古代ローマの頃のミスラ教、ゾロアスター教、イスラム教に山岳信仰も混じっており、輪廻転生とか、ヤジディに生まれた人しかヤジディ教徒になれない、とか思想の方向性が何となく日本人に近いように感じられます。
敬虔なイスラム教徒であるほど、ヤジディは憎悪の対象となります。
だから「ヤジディ教徒には何をしても良い」とばかりに虐殺と虐待を繰り返してきました。
ヤジディ教徒は他の宗教の人に改宗してもらいたいとは決して思わないのに、です。
もし日本人も、そこら辺に住んでいたら、あるいは旅行中に拐われ、日本文化に詳しいムスリムがいたら、同じような憎悪を向けられないとは限りません。
そう考えるとムラドさんに起こったことは他人事ではありません。

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