24.悪口に反撃するための言い返し術

いじめに対する基本スタンスは反撃のみ、と再三述べてきました。
弱いから、優しいから無理なんて甘い事を言うから、いじめっ子を付け上がらせるのです。
この項目では直接悪口を言われた時に即座に反撃することを目的にしております。
もちろん口下手だったり滑舌が悪い子にはハードルが高いでしょう。
しかし、そんな子だからこそ、瞬間的に短いフレーズで切り返せば効果倍増です。
私の中学時代以来の友人は、当時から事故の後遺症で麻痺があり、滑舌が異常に悪かったのです。
ある時、勝ち気な女の子にマシンガンのようにガーッと言われておりましたが、間髪入れず「黙れブタ」と一言返したのです。
スリムな女の子ではあったのですが、絶句し、教室はやんやの喝采。友人が勝利したのです。いじめとは若干違うのですが、反撃は適切なタイミングであれば、活舌が悪かろうと短いワードでも簡単に出来ると言いたかったのです。
それでは具体的に述べて参りましょう。

■バカと言われた
単純に「お前のほうがもっとバカ」で良いです。
もし秀才タイプで、鼻にかけるようなヤツだった場合、違う攻め方もあります。
「さぞやご立派なんだろうね。●●は知っているよね」と自分にとっては得意分野で、相手にとってはそうでもない知識をひけらかしましょう。
その場合、電車とかアニメとかの知識ではいけません。教科書に書いてある知識の延長線上にある知識である必要があります。
例えば「春秋左氏伝によれば」とか「ファーラヴィー」とか「シュレディンガーの猫くらい知っているよな」だとか何でも良いのですが、学問に関する話が良いです。
「お前の知識は薄っぺらだ」とイヤというほど思い知らせましょう。
ただ好きな話でない限りメンドクサイだけなので、普通に言い返すだけで良いと思います。

■貧乏と言われた
「富める者が天国に行くのは針の穴を駱駝が通るより難しいと言うよね。さぞかしお前の心は汚いんだろうね」と返しましょう。

■臭いと言われた
以前つぶやきましたが、臭いと言われても反応してはいけません。むしろ小芝居しながら「そう? いや、絶対にお前のほうが臭い。ちゃんと髪洗ってる?」とかか「歯にカスが挟まっているけど大丈夫か? 歯槽膿漏じゃない?」とか、こちらも相手にとって目に見えないもの攻撃で返しましょう。相手もそう言われると気になってくるはずです。

■不細工(ブス)と言われた
「それだけ心が美しいから神がバランスを取ったんだよ。だからお前の性格は最悪だろ?」と返しましょう。

■デブと言われた
「それは真心が詰まっているからだ。さぞやお前はさもしいんだろうな」と反射的に返しましょう。

■チビと言われた
「大男、総身に知恵は回りかね、と言うよね。で、君は大丈夫?」と返しましょう。
身長とか本人の努力でどうにもならない事で責める奴は最低です。馬鹿を遠回しに言ってやりましょう。

■性格が悪いと言われた
これだけ反撃すると言われそうなセリフです。
そんな時はこう言い返しましょう。
「それは私の心が鏡だからだ。私の性格が悪いと思うのは、お前の醜い心が映っているからだ」

■家族の悪口を言われた
多分一番腹が立つセリフでしょう。しかしここで気が動転してはいけません。
「さぞやお前の家族はご立派なんだろうな。そういうさもしい事を言うお前をお前の家族は誇りに思うだろうよ」
と言った本人を貶めましょう。互いの家族を言い合ったところで意味はありません。品位はなるべく保つようにして下さい。

■お前は面白くないと言われた
この場合、ボッチを恐れる子には恐怖の言葉でしょう。
申し訳ないことにボッチを避ける方法はこのサイトにはありません。心理学か落語か、ジョークのサイトに行って下さい。
そうではなく。反撃の仕方です。
「つまらなくて申し訳ない。お前の顔ほど面白いネタはどうしても思い付かない」が良いと思います。

■お前といるとつまらない
これもボッチを恐れる子には恐怖でしょう。
反撃は簡単です。
「いや申し訳ない。そこまで俺のレベルを落とせなかった」
間違いなく嫌われるでしょう。でも、軽く見られることはなくなります。
仮にカーストなるものがあったとしても、順位が上がるか、カーストの軛(くびき)からは逃れられます。
万人と仲良くする必要はありません。嫌いなヤツが遠ざかるのだから、これ程素晴らしい展開はないでしょう。
さて如何でしょうか?
如何に私の性格が悪いかお分かり頂けましたでしょうか?
反射的に返す癖が付いているので、相手がお客さんであろうが上司であろうが関係ありません。
言い方を丁寧にするか単語を選ぶかだけの違いです。
主張すべき事を主張し、「理不尽な態度を取ると反撃される」と相手に思わせるだけなのです。
話すのが苦手だ。強い言葉を吐くのは疲れる。
そうでしょう。誰でも初めて泳げば疲れます。ずっと泳いでいれば慣れます。
泳げるようになれば、大海に出ても怖くなくなります。
普段は無口で構いません。チクリとやり返すだけで、あなたが押し潰されそうになっていた世界が少しだけ広くなります。
思ったほど他人はやり返されても気にしません。私はかなり嫌なヤツですが、私を嫌いな人間は私の視界の周りにはあまりいません。
視界にいなければ、いないも同然ではありませんか。
他人に対して酷いことを言っていると、他人に対して寛容にもなれます。
だから私は言われても滅多に怒りません。「いつでもやり返せる」と思うと寛容になるのです。
実は今まで述べてきた言葉は古来の賢人たちの言葉を借用しております。
鉄血宰相のビスマルクは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言いました。
セリフを磨きたかったら、歴史に学びましょう

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